雨の備中倉敷

 雨の倉敷。この建造物も、巨匠の初期の設計です。

 倉敷市立自然史博物館。燈台下暗しということで、きっちり見た記憶がありませんでした。

 そうですよ、ナウマ象は、岡山県にもいたのです。

 正直に申し上げて、他県他市の施設に比べて、見劣りしないどころか、極めて誠実に展示されています。しかも、岡山県全体の自然科学博物館たり得る充実した内容も、あります。県立でも不思議はありません。むしろ、岡山市は、どうしたのか?という気持ちになります。

 「知的好奇心」を熱く語っておられた、懐かしい高校時代の恩師のコレクションがありました。

GWということもあり、県外ナンバーの車が目立ちました。生憎の雨ですが、けっこうな賑わいです。

 芸文館周辺も、美観地区の雰囲気によくマッチしていることに、感心します。

 本日は、こにして重要無形民俗文化財・備中神楽鑑賞会。本日は、鑑賞会ですが、やはり、三丁目劇場の雰囲気は、かなり神楽に馴染んでいました。かえすがえす惜しいです。

 雨の倉敷美観地区も、風情があると思います。

 児島で見たとき以来、全く慣れません。芸術の普遍性という点で、古今東西、きっと誰も慣れないだろうなぁ、という意味では、かなり成功した凄い芸術作品だと思います。

 問題は、どこに置こうと絶対に慣れないということです。特に、やはり、夜はきついと思います。

 それは良いのですが、以前から思っていることですが、倉敷美観地区周辺の駐車料金は、高すぎませんか?

馬場俊英=『男たちへ女たちへ』 http://www.youtube.com/watch?v=Ot0vvo6mbb4&feature=related