憧れのお粥さん

思えば、昨年の忘年会から、しばしば胃薬を飲んでます。そうまでして、飲み食いしているメタ坊。新年会シリーズは、ある意味、始まったばかりか・・・。

 本日は、三丁目劇場で、備中神楽保存振興会主催の第15回備中神楽鑑賞会が開催されました。

 今年も、大蛇退治で言えば、第4幕の松尾明神(まつのおみょうじん)が出てきたところから鑑賞させて頂きました。『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウが、松尾明神に似ていると思うのは、私だけ?なんせ、音楽さんとの漫才が、かなり笑えます。

 素面(すめん)の素戔嗚の命も迫力があって、確かに、昔は神楽太夫が、追っかけのいるいわばアイドルだったというのも、むべなるかな。格好ええなぁ。確かに、村の娘のハートを鷲掴みだったでしょう。つまりは、備中神楽は、一大エンターテーメントであり、保護される文化財と言うよりも、実は今に生きる大衆芸能なのであります。

 三丁目劇場は、神楽太夫の方々にとっても、緊張する場所だそうですが、備中神楽を見やすい造りではあります。三丁目劇場も、うまく活かせる興業になるかも。本当は、宿泊客を夜に連れてくるような阿波踊り会館のようであれば良いのですが・・・。

 あぁ御粥が恋しいのに、地域の新年会は、マグリット。工夫された料理が美味しいので、また腹いっぱい食っちまっただ。

 村下孝蔵=『明日あればこそ』 http://www.youtube.com/watch?v=npTlrk9SwZg