第1回クマサミットとB -1グランプリ

 今朝は、本当に寒い朝。冬至まで、あと1週間で、盛り上がってきたなぁ・・・。

 かなり気になっていた「第1回クマサミット」のため、美作に上りました。

 思うに、案内の下記の絵に、惹かれたような気もします。ツキノワグマにしてみると、『平成狸合戦ぽんぽこ』のような術はありませんし、我々も、ヒグマに比べればかわいいなどと、山で出会ってしまったら、言える相手ではありません。そばに出ると聞くだけでも、かなり嫌です。

 本日のサミットは、美作市の声がけで、近隣15市町村が実行委員会をつくり、「クマの生態と頭数(環境省から、絶滅危惧種<東中国山地には、200頭前後のツキノワグマが生息しており、岡山県には、わずかに10頭程度が生息しているとされています。>に指定されていますが、実際のところ、増えているのか減っているのかすら実は分からず、しかし、大量出没・捕獲が続いています。どう考えても、県内に10頭ではないはずですが・・・。)」、「バックボーンとなる森林の生態」、「人間がどのようにクマと共生していく可能性があるか?」を真摯に模索する内容でした。

 実は、昨年は、県内に出没したツキノワグマの199頭(←これだけでも、10頭ではない!)のうちの70%、139頭が、美作市で目撃され(47頭は、誤って、イノシシやシカの罠にかかったもの。)、具体的な被害もさることながら、クマが出るというだけでも、かなりの精神的な被害があり、特に、中山間地域の小規模高齢化集落が増加する中で、地域コミュニティでの対応も難しく、県と市町村で、捕獲、放獣、殺処分の役割分担も難しいなど、課題が、極めて多くあります。 

 特に、県の方針として、1回目から射殺可という方向なので、いよいよ市町村には、荷にもなります。

 一方で、「殺したらかわいそう」という声があるわけで、一方で、殺処分したいわけでもなく、なにより、こちらも怖いですし、もうお願いだから人前に出てこないで!どうやったら出てこないの?森のクマさん・・・。やはり、森林の改善ということになりますが・・・。これはある意味、自然の中における人間の生き方の問題でもあり、都市部の人間も、真剣に考えるべき問題です。

 願わくば、登別温泉のクマ牧場(餌をねだる巨大なヒグマをかわいいと見るか、クマの誇りはどうしたかと見るか、諸説ありましょうが・・・)のような観光も含めた研究、飼育、保護センターのようなものも、必要だと思います。湯郷クマセンターのようなものができれば、名所になるかもしれません。この際、県産材で、木彫りのクマも売って・・・。

 

一方で、「鎮守の森」については、都市部の都市計画のことと考え受け止めもしました。あるいは、このサミットの後だったら、今回の一般質問の内容が、変わっていたかもしれません。

湯郷Belleの街ですが、今後は、全国で初めて、「クマサミット」が行われた街でもあります。雪も舞っていましたが、温泉に浸かれなかったのが残念。

 夜には、「第6回B-1グランプリ in 姫路」 の入賞をお祝いする会。これはもう無条件に、めでたいです。

 ただ、これだけの全国ニュースなのに、議員としての私は、本当にもう食っただけで、特に何もしていないような疎外感や申し訳なさがあったり、一方で、岡山市のB級グルメは?と思ったり、さらには、私の中では、思い出の「野村のカツ丼」は、あくまでA級グルメなので、デミカツ丼がB級というのに、いまだに抵抗があったり・・・。

 なんせまぁ、『ご当地グルメ王国 おかやま』と、岡山県民よ、胸を張れ!!ということです。なにしろ、虎視眈々と大躍進を狙うB級グルメは、岡山には、まだまだありますから。

 ゴールドグランプリ ひるぜん焼きそば好いとん会さん

 

 シルバーグランプリ 津山ホルモンうどん研究会さん

 

 9位入賞       日生カキオコまちづくりの会さん

 

 馬場俊英=『オセロゲーム』 http://www.youtube.com/watch?v=J4w85SGWupA