大阪維新・・・東京慕情

 

 研修会参加で、今年最後の上京を喜んでいるような朝。大阪ダブル選挙は、やはり、閉塞感を打破するという選択。

 岡山県民は、大阪を飛び越えて、東京に行ったり、神戸で止まる傾向があったりして、ABC やMBSラジオを聴く割には、大阪に行く機会が少ないように思います。政治業界的な催しでも、大阪に集うということは少なく、東京か広島という感じもあります。したがって、知ってるようで、全く知らない大阪ということもあります。

 正直なところ、関西広域圏については理解できるのですが、都構想については、二重行政を排除しても、逆にむしろ、特別区で行政機構が厚くなってしまうような気もするのですが、微妙かもしれません。あるいは、政治と教育の関係については、教育がこのままで良いわけはないのですが、少し不安も感じます。ただ、橋下さんの目的は、必ずしも、大阪都の実現が、ゴールではないようにも思えます。

 いずれにせよ、現状打破の中で、不安やマイナス面をあげつらうのは簡単です。どうあれ進めると決めたからには、反対意見が死に票にならないように、しかし、一歩も引かぬ覚悟で行くしかありません。また、少なからず、地方政治には影響がでますが、なにより、既存政党が、呉越同舟で大敗したことについて、地方から国政への総攻撃が始まると理解すべきだと思います。そういう意味では、確かに維新です。

岡山空港も、4機。今日は、787ではありません。

羽田から、お台場の日本科学未来館へ。国立の科学博物館ですから、これを岡山県に当てはめるのが無理なのではありますが・・・。

ロケーションからして、フジテレビが見えたり、湾岸警察所管内です。

このスケールは、旧児童会館の参考になりません。逆に、このイメージに振り回されると、方向性を見失うかもしれません。

 ご近所の昭和49年に開館した「船の科学館」は、施設の老朽化のため9月30日で休館。青函連絡船「羊蹄丸」の展示も終了しています。学生時代に、ここでたまたま笹川良一さんを見たことがあります。

 それにしても、「羊蹄丸」。青春18切符で、青函連絡船にも乗れましたから、宿代わりに、往復で乗っていた学生時代の旅。青函連絡船は、全部乗ったので、間違いなく、乗った事があるのですが、青森の八甲田丸よりも、寂しい風景になってしまいました。

 自分を傷つける青春時代の旅で、寒風吹きすさぶなかの甲板から見た津軽海峡のオリオン座というのは、生涯忘れられない、まさに心象風景。SMAP=『夜空ノムコウ』 http://www.youtube.com/watch?v=64pMkq1T3hc

 セミナー会場向かいの読売新聞社。学生時代は、竹橋を降りて、読売新聞本社で、バイトをしておりました。後楽園球場の切符もぎりのバイトもしていましたが、巨人ファンではないのが不思議。なにしろ、その後、二十代半ばで、読売新聞の朝刊を1年8ヶ月の間、配ることになったわけですが・・・。

夜のフォーラムの会場は、日本財団。

宿は、浅草。ロックの浅草演芸ホール。すでに、はねていますが、前座さんが、帰って行くのを見ました。

 思えば、一時期は、大学のキャンパスよりも、この浅草演芸ホールや、新宿末広亭の方に、長くいました。金券ショップでチケットを買って、朝から晩まで。噺家になる勇気はありませんでしたが、議員秘書と前座は、似ているかもなぁ、と思います。