「道」 祝・学校法人加計学園・創立50周年

 雨が上がりました。

 亡父にとっては同級生で、高校の恩師である森下勲先生の彫刻展が、OBであられるということで、朝日高校同窓資料館で、22日まで開催されています。

 私は、朝日高校には、数えるほどしか来たことがありません。普通科5校がまとまった総合選抜の時代の岡山一宮高校一期生としては、137年の歴史を誇る岡山随一の名門伝統校に対して、特に、なにか申し上げる立場にはございませんが、醸し出す雰囲気自体に、歴史の重みがあります。1億年経っても、100年の歴史の違いは、絶対に変わりません。ま、一宮は一宮で、すごく良いところがあるけどね!!

 

 思い起こせば、大学時代の夏休みに、仲間内のドライブで、先生の作品を見に行ったときの「神戸ポートアイランド北公園事件?(・・・あれは、実に情けなかったな・・・・)」もありましたが、岡山の彫刻会の巨匠である森下先生の作品は、緑道公園やオリエント美術館や南方公園や県立図書館や総合グラウンドや・・県内のいろんな場所にあります。

 特に、一宮、操山の教え子である美術部関係者は、きちんと朝日高校に、見に行かれますように!!20代から現在に至る先生の作品を一挙に、観させて頂けます。先生の益々のご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げます。

 本日は、学校法人加計学園・創立50周年記念式典・祝賀会。こちらについても、私ごときが、なにか申し上げる立場にはございませんが、日本のみならず世界に広がる連携の規模に圧倒されます。ただただ、本当におめでとうございます。岡山県の誇りです。

 来賓の安倍元総理がおっしゃられたように、日々、信用と実績を積み重ねられ、しかも新しい挑戦を常にされ、伊原木天満屋会長がおっしゃられたように、加計勉先生の「道」に象徴される建学の精神が、きっちりと息づいて継承、発展されているからこそ、ここまで躍進されたのだと思います。

岡山県内外(もちろん外国も含めて)のそうそうたる方々、105名による鏡割り!!こんなすごい祝賀会を今まで見たことがありません!!

 それにしても、50年の重みをつくづく感じます。日々の積み重ね、そして、本当に多くの方々が頑張られて・・・何人もが通るから「道」になって・・・。決して誰にでもではないですが、若人が持つ能力を最大限引き出そうとする正しい志と、熱い思いを持って、人を大切にして、ともに「道」を歩めば、50年は、これだけのことができる年数なのですね。本当にすごいです。

  個人的には、確かに、私は、なんとなく一人で歩いてはいるのですが、何年歩いても、「道」にはなってねぇなぁ・・・と思います。

 竹本孝之=『HOLD YOUR LAST CHANCE』 http://www.youtube.com/watch?v=C6psQ93qRJQ&feature=related