好適環境水 岡山県産内陸マグロ・・・・!!
雨の朝に、ひとつの懸案事項が杞憂に終わったので、多少余裕ができて、午前中は、地域振興・観光・金融・雇用対策特別委員会(以前私も属していましたが、長いタイトル・・・)の県内調査に地元議員として合流させて頂きました。
今年は、監査委員ですが、仕事量がかなりある関係で、慣例で、特別委員会に所属しておらず、委員会はもちろん、自分が所属する特別委員会の県内外調査自体がありません。
本日は、加計学園 岡山理科大学 生命動物教育センターで好適環境水による大量養殖(海水魚)の本格実験場(閉鎖循環式陸上養殖システム)を拝見しました。
超有名ですから、好適環境水の中で、淡水魚と海水魚が一緒に泳いでいるという水槽は、よく見かけるように思います。個人的には、シーモンキーとホウネンエビを同じ水槽で観てみたいです。あんたら、いったいどのぐらい似てんねん?ということで。
5月から10月に、味は天然物に負けず劣らずのプリプリのトラフグが登場するということで、向かうところ敵無し。
シーガルズが練習している声が聞こえる体育館の横で、クエやマダイやヒラメやクロマグロまで泳いでいます。他に、カンパチやシマアジやオニオコゼやキジハタも、好適環境水養殖適合魚種ということで、あとウニとイクラがあれば、寿司屋ができそう・・・。岡山県産内陸マグロ・・・!!
好適環境水は、魚の浸透圧調整に深く関わるカリウムとナトリウムなどの成分と濃度を特定。わずかな濃度の電解質淡水に加えることで、海水のないところでも、真水を使って海水魚を育てることが可能になるものです。国内外特許出願中。
野菜も海水魚も、工場で作られる時代がやってくるということです。
水産学と工学の融合のみならず、農林業も。まさに、山村が漁村にもなる、中山間地域振興、さらには、餌のフナを飼うことによる耕作放棄地解消にも・・・。問題は、エネルギーですが、それも、太陽光、バイオマス発電と、果てしない可能性を感じます。
ファイティングスピリット溢れるノコギリガザミ(土手切り)ですが、海でなく山で育つ、玉野特産でなく、県北の名物になるかも・・・・。
『おさかな天国』 http://www.youtube.com/watch?v=-Ymld-3ZG2s
理大ハイウエイ?も、岡山の街が一望できる美しい道です。
夜には、オペラ通りで、例のライオンの顔がついたリヤカーの青年商人から、今日は、チーズケーキを購入しました。酔ったおっさんが、さくらのように、あまりにも熱心に勧めるので・・・。天秤棒かついで商いする落語(『かぼちゃ屋』)の風景みたいで、なんかすげえよなぁ・・・。