台風に踊らされて秋雨

　 佐藤真治のこころ・９月前半分を更新しました～。　http://satoshin.jp/kokoro/kokoro_all/index.html

　キョーダインのような攻め方の今回の台風の影響で、残念ながら、近隣にも床下浸水の被害が出ました。頼むから止んで欲しい・・・。明日は催しの多い日ですが、いったい今年の天気は、本当に底意地が悪い・・・どうかしています。昼過ぎて、少し青空が見えていますが・・・。

　今日もまた、晋作について考えています。もちろん尊王攘夷の志士ですが、家格も上中級家臣で、周旋家や政治家や商人ではなく、ある意味、天才肌の実践的革命家のように思えます。創造的破壊。

　今議会は、道州制に対する意見が様々ありましたが、私は、道州制推進については、石井知事と考えは違わないところです。あくまで推進の立場です。

　ただ、問題は、平成の大合併における市町村合併で、県の方が、広域、補完行政で、市町村のフォローができていないことへの不信感があること。広域行政であれ、道州制であれ、推進すると、今の岡山県地域が、発展する以前に、そもそも守られないのではないか？という不安については、今、市町村が合併して良かった、県に助けられたという声が上がらない限り、払拭されないでしょう。県の創造的破壊と空中分解は、全く違いますから。

　さらには、行財政構造改革のコスト削減だけではなく、ふるさとの山河を守るための維新に匹敵するような国家構造の大改革であること。つまりは、国家繁栄、祖国日本を守るための道州制導入であることが、大前提です。県の自己否定ではなく、あくまで自己犠牲です。これもまたロマン。

 　その中で、県議会議員定数削減など瑣末なことではないか、と思います。国家存亡の危機に、妙な自己肯定感を持って、逆に、選挙や己の保身に、汲々とすることで、泣くのは国民であり、子ども達です。