監査な日々 決算特別委員会

 蒸し暑さも、イマイチ気合いが入っていません。もうセミの声が聞こえません。なぜか美味しいキムチが食べたくなります。

 仮にですが、前原総理が誕生したら、弱い立場、辛い立場が分かるその生い立ちからも、世代からも、むしろ気持ち的には応援してしまいそうな、しかし、自民党の地方議員である自分に、戸惑っています。

 二世議員でも、官僚でも、資産家でもなく、なにか特別に強力な支持母体があるようでもなく、地方議員の経験もあるとなれば、攻撃する自民党サイドも、よほどでないと、あるいは、揚げ足を取るような意地悪にしか見えず、国民の皆様、特に、女性からは、反感を買うかもなぁ・・・。  旧来の自民党的な体質であれば、決して総理大臣まで浮上するチャンスがなかったような人材が、この激動の時代に、トップに立つとすれば、これで本当に政権交代が完了するのではないか、そういう見方もできると思います。だいたい鉄ちゃんに、悪い人はいないだろう・・・と、思ってしまうわけですが・・・。

 枝野官房長官が同い年で、2歳しか年が違わない人が、国のトップに、立つのかも・・と思うと、私も、ブログで、ふざけている場合ではありません。彼も人なり、我も人なり。

 いずれにせよ、国政で、政権争奪戦を繰り広げていただける暇は、民間にも、地方にもありません。少なくとも、誰かにとって、党にとって、選挙的に有利だとか不利だとか、そのことを基準としたような、そういう論評は避けたいです。ともあれ、よほど自民党が、しっかりしないと。まず求めたいのは、政治の安定です。  

 本日は、監査委員として、地方公営企業法に基づいて、監査委員に対して審査に付された「平成22年度岡山県公営企業会計」の決算について、その意見書の説明に、決算特別委員会に。委員会室で、執行部側に座ったのは、初めてですが、説明者側からは、委員会室って、このように見えるんだなぁ・・・と思いました。やはり、試合場のようです。

 それにしても、答弁側に立つには、よほど事前の勉強がいて、本当にたいへんだなぁとしみじみ思いました。今日は、当てられませんでしたが、日頃、議員サイドから、パーパーと、言いたいように質問をしている私には、新鮮な反省でした。ただ、一方で、執行側の方が、自分たちがやりたいことについて、委員会を乗り切ることができる説明さえできれば、むしろ、こっちの方が面白そうだなぁとも思いました。これを機に、質問の仕方など客観視して、変わると思いましたが・・・我ながら、やっぱり、反省してないなぁ・・・・。

 いずれにせよ、民間では、会議をいくらしても、それ自体で、収入にも収益にもなりませんが、行政では、会議をすること自体が仕事になるということ自体が、本当は違うんだよという意識は常に持っていたいです。

 もう一度、監査委員として、決算特別委員会への出席が予定されています。

 

 こないだ入れていただいた野球部のポロシャツがきました!ユニフォームは、まだできませんので、この週末の全国都道府県議会議員親善野球大会には、ありがたいことに出られません。愛媛まで、ちょっと見たいものがあって、応援には参ります。

 『We Are The Swallows』 http://www.youtube.com/watch?v=7DnvE5vU8i8&feature=related