9月28日(水)休会日

本日も議会休会日で、明日が閉会。晴天よりも、雨空に今は助かっているところもありますが、今年は本津に異常な天気です。梅雨からここまでで、体調を一挙に崩された方が、多いかもしれません。

【友 その3】

結局は、友達というと、少なくとも、議員になる前から友達だった人のような気がします。そこには、利害関係はなく、一方的に浴びせられる言葉に反論しないこともなければ、頂戴した恩に対して、たとえば、金銭に換算して、まったく返せないと怖くなったり、苦しむこともない。温厚で、何を言われても、笑っているような姿を演じることもなければ、おとなしいなどと勘違いされることもありません。

特に、単純に同級生というわけではなく、何十年も付き合ってきた高校時代の仲間。わびさび軍団という、人生の酸いも甘いも、青春時代から感じていた多分、地味目な仲間。彼らは、ある意味、どっぷりと甘えにかかる私という存在の被害者ではありますが、逆に、なにかあれば、こちらもベストを尽くそうと考える仲間。なにより、私が、議員であろうが、なんであろうが、決して付き合いは変わらないでしょう。
別に社会において、際立ってどうということなく、しかし、いろいろ悩みを抱えつつも、普段を生きている仲間。なんの見栄もありません。

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そして、中学時代からの親友。思春期の最も大切な時間、私にとっては、家業が自主廃業をしてからの中2からの高校まで続く苦闘の日々の中で、慰め合うのではなく、むしろ傷つけ、傷つけあった親友。ライバルであり、最高の理解者です。そして、2人しかいない彼らとは、頻繁に会う必要はありません。本当に大切な時に、会うことができれば、いつだって、時間も空間も、あの頃に戻ります。

だから、先日、本当に久しぶりに、東京で親友に会いました。どこにだろうと、いつだろうと、相変わらずです。
そして、「お前さんが、どう思おうが、人生を失敗しているとは思わない。なによりも、佐藤真治という花火が、こんなところで落ちるとも思えない。」という彼の言葉は、嬉しかったです。そこに、承認と信じてくれる言葉があったから。

友達、友人、親友、いろんな言葉を人は使いますが、いくら多く知り合いがいても、友は、なかなかできるものではありません。結局は、利用しあったり、揺さぶったり、試したり、する友は、いません。
そこに、必要なのは、信じているという思いです。そして、そういう関係は、生涯に、いくらでも築けるものではありません。

あっという間に、人は手のひらを返します。正直に書いて、本当に心から信じられる人が、どれだけいるでしょう。

それにしても、そういうことを飛び越えて、気の毒な友がいます。まさに、佐藤真治被害者友の会会長。彼が、いったい前世にどんな悪いことをしたというのでしょう。