9月27日(火) 休会日

本日は、議会休会日。

お薬を山のようにお土産に頂戴し、これを1か月かけて全部腹の中に入れるのかと思うと、洋々たる未来が開けてくる気がします。もはや未知の航海のようなものです。 特に9月定例県議会は、本当にひどかったです。新たな薬の副作用に苦しみ、初めて、一般質問を一日欠席してしまいました。本会議の欠席はこれが初めてです。しかも、議場に座っているだけでも、脂汗が流れ、早退をやむなくされた日もありました。 なによりも、声が出ないというのが、致命的で、予定していた一般質問登壇を取り下げることになりました。

詳細は書きませんが、それ加えて、厳しい事があります。

 

もっとも、こんなことは初めてでもありませんでした。昨年の副議長の時は、我ながら見事に調整していただけのことです。なにより、秘書課の方々には、本当に良くして頂きました。元気そうだなと言われるのも、そう見えるよう努力していただけのことです。その前の年は、単純に無茶をしていただけのことです。

様々な副作用を経験してきましたが、それを熱く語ることはまずないでしょう。ただ、何とも言えない倦怠感だけは、説明のしようもありません。一仕事済んだら、自家用車の中で、ひっくり返っていることは、しばしばです。そういう時に、電話を頂戴しても、まず出られません。

果たして、こういう体験が県政に還元できるのかどうか。ほとんど使わなかった健康保険を使い、社会に負担をかける日々。ただ、同じような状況に苦しむ方がいるとしたら、これ以上、ともに頑張りましょうなどと言えませんが、それでも、生きていきましょうとエールを送らさせていただきます。

奥井亜紀=『限りなき旅路』

 

 

【友 その2】

私は、中学や高校時代からの友人には、これでもと言わんばかりの岡山弁です。心を開いているというよりも、それが、自然体です。「おめぇ、なんしょんなら?」と言うのが、友達です。少なくとも、中学高校時代の友達の誰一人として、地方議員になるサトシンの姿など想像しておらず、お坊ちゃん育ちのエリートが、議員になったんだろうなどと勝手に想像する、それ以降の人とは、友達になることは、難しいと感じています。
最後は、議員のくせに、選挙に出るのに、という言葉が来るならば、腹を割って話せるような対等な人間関係など期待しようもありません。
おそらく、「業界」に入って以降、「おめぇ・・」と言える人間関係は、築けていません。

 

ただ、もしも、もっと早く自分をさらけ出せたら、きっと岡山青年会議所では、「おめぇ」というかどうかは別にして、もっともっと友達を作れた気がします。議員でなく、家業の陶器屋で、入会できていたらと悔し涙を流すようなこともしばしばありましたが、よく考えれば、私は、次男ですし、両親は、兄と一緒に家業を継ぐことは、決して許していなったと思いますし、議員でなければ、入会などさせて頂けるわけもありませんでした。
ともあれ、職種や年齢の関係なく、大きく叩けば大きく返ってくる稀有な団体で、5年のうちの最後の1年が、もっと長ければ、状況は大きく変わっていただろうなと思います。
単純に、私が、お酒が好きならなぁ・・。ともかく夜の街に出ること自体が、嫌いでしたし。

 

そして、全く別のものとして、消防団があります。詳細など書けるはずもありませんが、
家族ぐるみで、また無茶をして、楽しい思い出しか、浮かんできません。利害関係も何もない異年齢の集団ですが、いまも帰っていける場所として、愛情を持っています。

 

あるいは、表町商店街。

 

こうした例外的なものを除いて、結局は、議員として、友達であろうが何であろうが、単純になにかのメリットを求められているのだと思います。
そして、女性よりも、男性の方が見切ることが多いです。利害関係の中で生きる男性は、誰も私の健全な成長や家族の幸せを祈っていませんし、疫病神のような者と付き合っても、見返りがあるわけでなく、いろいろあって当然でしょう。

そもそも利害関係があるから友達として付き合うわけでなく、友達でないのですから、利害関係で判断するのは、むしろ当然のことでしょう。友達の代わりはいないけれど、議員は私だけではありませんし。