9月23日(金) 決算特別委員会 産業労働部

本日の決算特別委員会は産業労働部の審査。

ここのところずっと、副作用もあり、なにしろ声が出ないため、絶望の淵に立っておりました。這ってでも、車椅子でも、議会や委員会には行けると思っておりましたが、いくら頭が回っていても、今の議会では、声が出なければ、議員としてどうしようもありません。当然、挨拶等がある地域の行事など行けるはずもなく、体調不良と相俟って、なにも良いことは考えられませんでした。

しかし、今日の委員会では、思い切り声を絞り出しながら、いつも通り、大量の質問をし、再質問等の議論もしました。いつもの何倍も疲れましたが、ひとたび会議の席に着けば、確実に会議録に発言を残すことができる、周囲には、ただ聞き苦しかっただけだと思いますが、私自身にとっては、最高の喜びでありました。

街頭演説や応援弁士で、盛り上げていくようなことは、今は、望むべくもありませんが、必ず、再び。

 

『宙船』

【馬鹿は死ななきゃ治らない】

つらつら振り返るに、自分自身の大きな反省として、結局、人生の様々な場面で、一番大切な判断をどこかで委ねてしまっていた気がします。

 それは、時に親孝行や忠義の仮面をかぶりながら、その実、少しも、自分のことを大切にしていなかった、なによりも、自分や大切な家族を守ることに、あまりに無責任だったのだと思います。自己肯定感の低さゆえ、植え付けられた贖罪意識や恩返しの強要(それとて、自分自身が作り上げたか仮想かもしれないし、少なくとも拒否しうるものでした。)を甘受し、そこに意義を見出そうとしていた本当は、空虚な自分がいました。結局、常にリスクを取ってきました。
結果として、誰かの都合の良いように、ただただ無理難題を背負い込み、最後は、それに押しつぶされた気がします。
 がむしゃらに突っ込んでいく、捨て身で行く、突き詰めれば、自ら潰れていく、自己否定から自己破壊する、そこにしか無価値な自分の評価を見出せない、そういう馬鹿野郎でした。
 誰かがうまくやっているというのではなく、普通なのですが、その普通ができなかった。普通にやれば、良かっただけのことです。まずは、ただ、自分や家族を一番に守ることを考えれば、良かっただけのことです。
 ただ、どこかにそういう馬鹿がいなければ、物事を進めたり、壊したり、守ったりすることはできないと思う自分がいて、結局、馬鹿は、死ななきゃ治らない のでしょう。