7月24日(日)福山市人権平和資料館
福山での感動的な結婚披露宴の前後、鞆の浦と福山市人権平和資料館に立ち寄らさせて頂きました。
人権と平和を共通テーマにした資料館は、全国でも希有。戦争は、最大の人権侵害です。ちなみに、福山空襲は、広島に原爆が投下されたあとの8月8日です。
閉館間際まで、駆け足で、ご案内頂きましたが、修学前の子ども達にも、様々な工夫で、大切なことを伝えられておられ、たいへんに勉強になりました。
<fbコメントより>
1997年の設立と聞きました。バブル時期に、これだけ重厚な施設を残そうと計画されたとすれば、本当に素晴らしいです。基本的に福山の文化・伝統への力の入れ様には敬服しております。
それにしても、市街地は天守閣も焼け落ちた空襲で、ご実家は、どうだったのでしょう?
広島のあと、長崎の前日、終戦1週間前に、空襲があったことの理解に苦しみます。
なるほどそうですね。平和学習と言えば、沖縄か広島か長崎に、修学旅行に行ってというのでは遅いですし、岡山大空襲の日に、献花する機会が、どの小中学校にもあるわけではありません。
まして、人権教育が薄いから、いじめや不登校が多いのかもしれません。
貧困や格差が連鎖する中で、新たな差別が生まれるかもしれないですねと館の方とも、お話ししたのですが、人権平和というと、それだけで、妙な反応をする人もいますが、つまりは、思いやりや優しさの教育ですね。道徳の大前提にも、それがないといけないですね。
私も、2回目なのですが、今回は、最初に議員と名乗っていなかったのですが、たまたま館の方が、案内してくださいました。
もちろん、総合的学習や夏休みの課題で、中学生の平和教育というのはあるのですが、保育園や幼稚園児に、平和や差別や人権について、感性で伝えるということに驚きました。
子ども達が、今度は、保護者を連れてきて説明できるくらい理解力はあるとのことです。
かえって、大人の方が、立ち位置を決めてしまって、理屈が先に来て、理解力に乏しくなるのかもしれません。
いずれにしても、立派なハードを作り上げるよりも、人対人のソフトの方が、伝わることがある気がしました。
岡山からの来館者も多いようで、岡山大空襲の前後だけでなく、恒常的なピースミュージアムが欲しいところです。