3月22日(火)「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」

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【Qiball(きぼーる)】

Qiball(きぼーる)は、千葉県千葉市中央区にある公共施設と商業施設が入居する官民複合施設。子供・子育ての支援と、生活・産業の情報発信の拠点として、千葉市科学館、子育て支援館、ビジネス支援センターなどが入居。
バブル経済崩壊後の社会状況の変化に伴って商業機能が低下し、空洞化しつつある市街地中心部を活性化させるために行われた千葉中央第六地区第一種市街地再開発事業として、千葉市役所中央分室(旧扇屋ジャスコ)や千葉不動尊光明寺などのあった地区に建設された。2007年9月1日に商業施設が先行オープン、同年10月20日に公共施設部分を含めグランドオープンした。

地下1階、地上15階建ての建造物であり、1~2階は商業施設など、3~4階が子ども交流館、6階が子育て支援館、7~10階が科学館、11~12階は中央保健福祉センター、13~15階がビジネス支援センターとなっている。各フロアには、1階から独立した直通のエレベーターで向かうことができる。アトリウム部分にある巨大な球形状のプラネタリウムが特徴的である。
子育て支援館と子供交流館は、平成18年に制定された設置管理条例に基づいて作られている。
所在地は、千葉県千葉市中央区中央4丁目5番1号。敷地面積6614平方メートル、建物面積5239平方メートル、延べ床面積50755平方メートル、建ぺい率80%、容積率614%。Qiball(きぼーる)という名称は、希望のボールという意味(「Q」が球形のプラネタリウムを表す)で、市民の投票により決まった。

【千葉市科学館】

”人が主役”となって様々なプログラムを通して科学にアプローチしていく、新しい参加体験型の科学館。
8階展示室が視覚・音・光・数の不思議を科学的に楽しく探求する「ワンダータウン」、9階展示室が暮らしを支える技術を通し、その原理をひも解く「テクノタウン」、10階展示室が宇宙と地球、自然や生命の不思議を体験する「ジオタウン」となっている。目玉のプラネタリウムは内径23メートルのドーム・スクリーンに、1000万個を超える星を投影することができ、天の川などの小さな星の集合も詳細に投影できる。
利用料金には、一般券、セット券、年間パスポートがある。一般券は、常設展示が大人500円・高校生300円・小中学生100円、プラネタリウムが500円・高校生300円・小中学生100円。常設展示とプラネタリウムのセット券の場合は大人800円・高校生480円・小中学生160円。30人以上の団体は一般券購入の場合、それぞれ2割引になる。年間パスポートは、大人3000円、高校生2000円、小中学生1000円である。
指定管理者制度が導入されており、運営団体はトータルメディア開発研究所・凸版印刷共同事業体。

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【千葉県立中央博物館】
千葉県立中央博物館は、千葉県千葉市中央区の県立青葉の森公園内にある房総の自然誌と歴史に関する総合博物館である。1989年(平成元年)に開館した。常設展示のテーマは、「房総の自然と人間」である。房総の代表的な自然を再現した生態園が隣接しており、様々な動植物を身近に観察することができる。
分館として勝浦市に海の博物館が建設され、同様に山の分館も計画されたが、千葉県の財政悪化などもあり建設は延期されるに至った。また千葉県の県立博物館の再編によって2006年には大多喜町の千葉県立総南博物館が大多喜城分館に改組された。
この館は、それまでに建設されていた千葉県の県立博物館群の中枢的機関として構築された。また、日本の植物生態学の草分け的学者であった千葉大学理学部名誉教授沼田眞を準備室段階から初代館長として迎え、当時日本の生態学や分類学の分野で際立った研究をしていた大学院博士課程や修士課程を修了直後の若手研究者を、学芸員や技師としてそれまでの公立博物館からは考えられない規模で大人数採用してしまい、その後一自治体としては経営維持困難な体制を作り上げてしまった。
こうしたいわゆる「役人の論理」とは異なる「学問の論理」に基づく博物館建設は、日本の行政機構上は困難であるというのが当時の常識であったが、当時の千葉県知事が日本の生態学界や千葉県の自然保護に関して大きな力を持っていた沼田眞の実弟沼田武であったという奇貨ともいえる組み合わせにより、当時としては常識はずれのこの事業が可能になったと言われている。これにより千葉県内では「沼田記念館」などと揶揄されている。ただし、実際には沼田眞が1948年に設立し、彼自身が40年間に渡り会長を勤めて育て上げた千葉県生物学会の研究活動がこの博物館建設の前史としてあり、この学会から1965年以来千葉県当局に出されてきた自然史博物館建設の要望と、会員による研究活動、資料収集活動が四半世紀近くの地道な活動を経て結実したものであることが、この博物館の設立の根底にあることを見逃してはならない。
こうした、初動体制から実績ある学界の主導的立場にある学者を権限ある館長職に迎えて統率をとらせ、先端部分で注目されている若手研究者を大量採用して実働部隊とする手法は、豊富な研究成果と活発な社会教育活動につながり、先進事例として1980年代末から1990年代前半にかけて日本の各県で建設された多くの大型県立博物館に踏襲された。こうした例は、兵庫県立人と自然の博物館と霊長類学の河合雅雄館長、滋賀県立琵琶湖博物館と動物生態学の川那部浩哉館長の組み合わせに、その典型例を見ることができる。
しかし、バブル経済の崩壊とともに千葉県の財政が極度に悪化し、また沼田眞(植物生態学・1989年-1998年)、千原光雄(海藻学・1998年-2002年)といった初期の個性的な学者館長の時代が終わったこともあり、1990年代末から運営資金の大幅な削減やそれによる業績出版活動の停止、2004年からの常設展示の有料化およびそれに伴う来館者数の大幅な落ち込みなど、大きな転換点に立たされている。
総合博物館ではあるものの、常設展示は設立の前史の経緯もあり、自然史的展示の比重が大きい。ナウマンゾウや鯨の骨格標本、清澄山の照葉樹林や東京湾の干潟のジオラマ、などが目立った展示物であるが、景観生態学的観点に立った谷津田の生態系や伝統的な農村生活の展示、千葉県産の主要な昆虫の標本を収めた標本箱を壁一面にはめ込むなど、膨大な主要分類群の標本を一室に集めた生物の分類展示などにこの館の特色を見出せる。純人文分野の展示では千葉県の通史が解説されており、重要文化財の銚子市常灯寺の木造薬師如来座像の複製など各地で現地管理されている県内主要文化財のレプリカが多く展示されている。
・・・・休館日 : 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日火曜日)

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「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」キックオフシンポジウム参加で、千葉大学につく前に、科学館と中央博物館に行き、すでにヘトヘト。上京すれば、基本的に主食も、富士そばでなくても、そば。それでも、ポカポカの春のお日さまは、一番のごっつぉで、元気が出ます!

 

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さ し す

今日は、ANAがシステム障害で、たいへんだったなどとつゆ知らず、羽田についたら、予約の最終便欠航。しかし、1時間半遅れの前の便に乗れるとのこと。大迷惑を受けた方も、おられたろうなと思います。

ついているのか、いないのか、こういうギリギリの人生に、さすがに疲れてきました。時には、穏やかに暮らしてみたいなぁ・・・。

せ そ た