2月20日(土)日弁連貧困問題全国キャラバン『税と貧困』

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午後は、ずっと、日弁連貧困問題全国キャラバン『税と貧困』で、講演とパネルディスカッションを拝聴しました。

いろんな方向から光を当てなければ物事は見えません。球のように、どこから光が当たっても、照り返せる人間になりたいものですが。それにしても、実母も、義父母も、75才を越え、息子は中3 の金持ちでない 大病人だからこそ、考えられること、かんがえなくてはいけないこと、しなくてはいけないことがあると、つくづく思います。

最後は、政治なんだな~。だからこそ誰が関わるかは、大きいです。

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<fbコメントより>

困の問題は、政治関係者が、今、最も向き合わなくてはいけない我が国最大の課題だと思います。

社会保障制度をどうするか、特に、少子化対策をどうするか、地域間格差を含めて格差をどう是正するか。

それらを全て解決するために、経済成長があるのか、いや、むしろ、信頼できる社会保障があるからこそ、例えば、消費が拡大して、経済成長がありうるのか。

特に、税負担が重いと感じる直接の理由は、本当に社会保障に使われているかどうか、政治への不信感があるという指摘もありました。

少なくとも、経済成長という言葉は、なんでも解決する打出の小槌ではありません。

いずれにせよ、貧困は、潜在的な可能性を奪います。

そして、それは、高齢者、女性、障がいのある方、のみならず、特に、若い世代にも、拡大しています。
しかも、それは、連鎖し、さらに、拡大を続けます。

なによりも、セイフティネットが効いていないので、誰にとっても、明日は我が身です。
我が親、我が子、我が家族の問題です。

財政破綻している中で、社会保障をどのように、信頼に足るものにできるか。

一方で、市場に、市中に、金を溢れさせても、社会保障、未来への不安から、消費は拡大しない、したがって、企業も設備投資しない。金の行き場がない現状があります。

しかし、人への投資、人材育成への投資は、まだまだ行うことができるのではないか、という指摘もありました。

ともあれ、世代間闘争として、結局、高齢者福祉を削っても、日夜、明日の「下流老人」 が生まれている。

そんな状況の中で、若い世代、さらには、子ども達をいかに守っていけるか、そこに、我が国の未来が、かかっていると思います。

少なくとも、税金の使われ方について、漫然と夢は語れないし、しかし、あるべき姿を目指さずに、削減したとか、集中したとか、という言葉に、納得してはいけないなと感じます。

なによりも、具体的に社会保障が効いているかどうかの直接の現場は、地方ですから。地方から、きっちりと声をあげていかなくてはいけません。