11月28日(土) 〈全国におけるオリンピック・パラリンピックの気運醸成について〉
本日は、東京で、地方議員を対象としたシンポジウム〈全国におけるオリンピック・パラリンピックの気運醸成について〉に、出席させて頂いております。
前回の東京オリンピックの年に生まれた私が、5年後どうなっているやら。また、皆で東京を応援するのが、地方創生になるだろうと東京から言われてもなぁ・・と、思わないでもありません。
しかし、勝ち取ったオリンピック開催、平和の祭典を岡山からも盛り上げましょう!!岡山から金メダルを!!
特に、パラリンピックについては、地方にとって、障害者スポーツのメッカにできるチャンスだと思います。
<fbコメントより>
ワールドカップのときのスロベニアのキャンプが、ベルやファジの躍進に繋がっているのは、間違いないところで、経済効果以上の波及効果があると思います。
問題は、主会場の東京との距離もあれば、他地域も同じことを考えている競争の激しさもあると思います。ある意味で、政治力や運も要ります。
選手村に、燕市の食器をという話もありましたが、必ずしも、キャンプ誘致が全てではないと思います。
あるいは、選手の発掘や国内大会の盛り上げなど、パラリンピックの方が、地方が与しやすいと、個人的には思います。
いずれにせよ、都庁などの十把一絡げの全国規模の大物産展などの参加をしないわけにもいかず、下手をすれば、枯れ木も山の賑わいの枯れ木の一本にもならない可能性があります。
一方で、経済産業省などは、地方の治験や先進事例を一挙に集める一大チャンスと考えているようで、結果的には、東京に集約されるわけで、東京で勝負できなければ、国内で勝負できないムードがあります。最後は、東京だけ良くなり、ミニ東京で、地方は、おこぼれに預かることになりかねません。
しかし、はたして本当にそうなのかなとも思います。地方が独自に世界と繋がることもあれば、地方の広域連携でできることもあるし、中山間地域を東京が、直接、救ってくれるわけではありません。
結局のところ、地方から吸い上げた財源や人間を権限に変えて、中央は、地方をおさえにかかります。しかし、大人口減が想定される今、こんなことでは、地方は、持続不可能です。
なによりも、幸せとはなにか?を考えたときに、欲が積み重なる東京で、結局、人は幸せの充足感を得ることはできないように思います。
地方に暮らすことの方が、はるかに幸せなのだと、価値観を変える必要があります。
いずれにせよ、東京オリンピック・パラリンピックは、東京一極集中の大団円で、それを終わりにする最後の祭だと思います。
東京になにがあろうと、地方は、岡山は、国際社会の中で堂々と生き残るのだ、そのために何ができるか考え、実践する、それが、地方議員の矜持だと思います。