11月10日(火) 『第27回岡山県 民有林優良材展示コンクール表彰式』

津山の岡山県森林組合連合会のセンターで、『第27回岡山県 民有林優良材展示コンクール表彰式』に出席させて頂きました。癒される雨に濡れた なんとも言えない県産の木の香り。
TPP以前から国際競争に晒され、課題も多く、厳しい林業の状況ですが、森を守り「伐り 使い 植えて 育てる」県産材の活用は、水源かん養や県土保全にも資するものがあります。
あぁ、それにしても、日本一の岡山県産の桧の風呂に入れたら、どんな疲れも吹き飛ぶことでしょう!!

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<fbコメントより>

バイオマスや合板が注目されるのは良いことだとは思いますが、本来は、県産材で伝統的な木造住宅が増えるというのが一番の目標でしょう。

より高温多湿になる日本で、気候風土的にも、地元で産出される木や土や紙で、家屋が造られるのが理想で、いくら近代的な高層ビルが立ち並ぼうが、結局、日本人は、木造家屋の家並みに、伝統を感じ、癒されているのだから。

借家暮らしの私が言うのもなんですが、木造住宅で、さらに県産材を活用する場合の補助は、より手厚くすべきで、それも、都市部でさらに強化されるべきだと思います。

地方創生だ、小さな拠点だとは言うけれど、岡山の県土の7割は、森ですから、森が痛めば、地方が傷み、海も傷み、結局、岡山の県土が傷み、自然の一部でもある我々や他の生き物まで痛んでしまいます。

まずは、具体的には、公共施設、特に、学校や図書館、医療福祉施設に、どんどん県産材を入れていくことを強化すべきだと思います。
長期的に見ると、メンテナンスがきっちりできれば、その方が長持ちで、我々の感性にも合う気がします。

産業振興というのは、新しい工場を県外から誘致して、雇用を特定地域に増やすことだけが、目的ではないですね。それを県南でするならば、倍する以上の施策を打たなければ、最終的には、共倒れになってしまう危機感があります。