雨の水曜日に

水曜日恒例の護国神社いさお会館でのモーニングセミナーの間に、雨がやみました。
終戦70年の今夏、平和は、守るものであり、創るものだからこそ、戦場で散華された魂や戦没者の方々に、平和を誓いたいものです。

あいうえす

本当に、平和は創るものだと思います。
生きとし生けるもの、悲しいかな、およそ争いあうか、なにかや誰かの犠牲の上に、命を支えられています。自然と共生し、限られた世界の中で共存し、何も無ければ、平和ですという状態があるならば、それを守ることも大切ながら、現代社会で普通に生きていけば、他者があることですから、その関係性を平和に保つためには、努力が必要だと思います。
なにより、こちらが仏のような慈愛の精神に満ち溢れていても、相手が、必ず感謝して受け容れてくれるものでもなければ、逆に、こちらも、全てが受容できるわけでもない。赦しても赦されるとは限らないですし、誰も、悟りを開くほどの聖人君子でもない。
ある意味、緊張関係であり、バランスのとれているひとつの状態を努力してキープする、それが平和の現実ではないでしょうか。誰もが、認め合い、助け合い、赦し合い、信じ合う社会が、理想郷であるには、違いないですが。