6月定例会開会

さて、本日、6月定例岡山県議会が開会しました。 基本的には、地味なはずの6月定例会ですが、大きく補正が入りました。

国の要請に沿って、行財政構造改革期間が終了したとして、0%カットになっていた職員給与ですが、その減額支給措置を7月1日から来年3月31日まで、平均7・5%カットすることに伴って、52億200余万円減額に、増額措置も加えて、40億9900余万円減額の2013年度一般会計補正予算案、さらに、給与等の特例に関する条例案など18議案が上程され、知事から提案理由の説明がありました。

これをもって、禁じ手とされている臨時的歳入対策として計上していた特定目的基金からの借入れ21億7700余万円および財政調整基金取り崩しのうち27億1100余万円の中止は、とりあえずできたものの、71億円の収支不足の全てが解消というわけにはいきませんでした。

まさに「断腸の思い」であり、「地方交付税を手段として、国が地方公務員の給与減額を実質的に強制することは、地方自治の観点から重大な問題であり、あらゆる機会を捉え、二度とこうしたことを行わないよう国に求めてまいりたい」という知事の言葉と、我々の思いは変わりません。

 

『心に汗を~新巨人の星IIより~』 http://www.youtube.com/watch?v=r5NrxWeC6o8